アヤはケントの指導の下、バラミュースの扱い方を教えてもらっている。


「よし、アヤ・・・じゃぁ次は、種を粉にして」
「みゃっ」


えっとぉ・・・これどうやって粉に??
齧っても平気かなぁ・・・不安。
うーん何かですり潰す? 石とかは・・・



辺りを見回して・・・手ごろな石を探し・・・あは、さっきのフォイシアの雫で石化してる・・・
これを使おう。



種をそこですろうとして気付く・・・・あーっ!! 持てないガーン!!
両足で種を挟み込み動かないように大き目の岩にこすり付けた・・・が全然すれない。
ふむ・・・どうすべきか・・・


今度は種を岩の上に置き、鋭い石を両前足で押さえ、叩き始めると、
ちょうど真ん中で、二つに割れた。
中にはナッツのような・・・実が・・・それを取り出し、岩にこすりつけると、
種子の油で固まるが粘土のように出来た。
これ乾燥させればいいのかな?


「みゃっ、ケントさん こんな感じですか?」
くすっと微笑んで頷いている。 良かったぁ。



「じゃそれも印を結んでおいて」
「みゃっ」
それぞれのバラミュースの種子を団子にまとめ、カプセル状にして、
僕のリボンに吸い込ませた。



「まぁバラミュースの基本的な扱い方はこの位だよ」
「みゃっ、ありがとうございみゃした」



「じゃ、アヤ。 治癒系の授業を始めるよ、移動するから掴まって」
「みゃっ、よろしくおみぇがいしみゃす」




ケントが両手で僕の体に振れ、瞬間移動した。 うわっ!!

僕の周りの景色が一瞬の内に別の空間に切り替わった。 びっくり!!




小高いバラミュースの咲き乱れる空間から、岩だらけのゴツゴツした空間に・・・
そこには・・・大猫達が血だらけになって戦っていた。
ひっ!!
ここどこ?!



「アヤ、じゃ早速・・・この傷付いている猫達に癒しの光をわけ、治癒してごらん。 ただし、舐めるのは、タブーだよ」




「みゃっ!? タブー? えーとぉ・・・」
舐めちゃダメならどうやって傷を治すんだろう・・・
えー!!わかんない・・・どうしよう・・・




僕の前にドサリと、黄色い毛並みの猫が・・・肩で呼吸しながら、苦しそうに倒れた。




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