キルはマオより、ずっと大きかったな・・・顔も、舌も。  やっぱり成獣人とは違うんだな。


「チビスケ・・・ お前は本当に運が良いよ・・・ 普通、Level1で鳥人に捕まったら、逃げられないモンだぞ・・・」




「みゃっ、みゃぁっ☆(最初は、小鳥さんに会ったんだ・・・それが鳥人で、追いかけられて)」
「ん?・・・あぁ」




「みゃんっ、みゅっ、みゃぁお☆(青い木の いっぱい生えた地底の泉を上に、出口があって、そこから赤い空間に飛び降りたら、大きな猛禽類に捕まって)」




「あ?・・・お前、それ・・・  いや、なんでもない・・・  そうか、チビスケ大変だったな」
どうしよう・・・マオに呆れられてしまった・・・ガーン




「マオ!!・・・・・・っ・・・お前、何やってんだ!! おい、マオ!! お前、自分のやってる事わかってるのか・・・ 自分以外の血を舐めるなんて」




大猫さん達が近付いてきて、マオが僕の体を舐めているのを発見し、かなり動揺している。
・・・何で?! 何かあるの?
成人する前に、自分以外の血を舐めるって・・・何か意味があるの?
僕は、物凄く不安になった。

だって・・・僕、いっぱいマオに舐めてもらったんだもん。
だからこそ、意識を取り戻せたんだ・・・と思う。


「・・・・・」
マオは声のする方を振り向いた・・・ニヤッと笑ったように見えた・・・えっ?? 何?




「成獣人でもない 俺達が、そんな事するのは・・・」
「黙ってろ!!  このチビスケを、俺の巣穴に連れて行く・・・キルには、そう伝えてくれ。 とにかく怪我が酷くて、保猫園には連れて行けない いいな」

他の大猫さん達の動揺をよそに、落ち着いた声でしっかりと言った。




「おい、マオ・・・本気か?  本気で そのチビスケを・・・」
「キルに連絡してくれ・・・頼んだぞ。 あと、空の監視も頼む 今日は鳥人が多すぎる・・・何かあるぞ きっと」

そういうと、マオは僕を銜えて また歩き出した。




えっ? マオの巣穴って言った? 今・・・  ドキッ!!
な、なんか・・・ドキドキ。


えっと・・・巣穴って・・・
あはは(汗)  そんな深い意味は無いでしょ・・・うん。
でも、さっきの大猫さんの言葉も、気になるんですけど・・・意味深そうで・・・
変に勘ぐりいれちゃうじゃん・・・





( 雄天原 もくじへ )         ≪次も読む



Secret

TrackBackURL
→http://masakisaraaffection.blog45.fc2.com/tb.php/28-b2a4ab96