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2008.02.24
雄天原 第1章 旅立ち 1
弘海のペンダントの中・・・白い龍と青い龍、同じ大きさの二つの龍が、
円を描くように寝そべっていた。大きな青い球水晶を囲んでいる・・・
僕と城は、その上に座り続けて、弘海の様子をずっと見守っていた。
ここへ僕が来てから、3日間というもの・・・ずっと・・・
ようやく、黒瀬が、ヒロちゃんを目覚めさせてくれた。
僕的には・・・やり方が不満なんだけど・・・う〜ん微妙だ。
「そろそろ行こうか 彩音」
「・・・・・・・・・うん・・・そうだね 城」
「くすっ、黒瀬君と弘海のエッチ見ちゃって 随分動揺 してるみたいだね♪」
「えっ・・・そりゃ・・・まぁ・・・あんな激しいの見ちゃうとね・・・微妙だ」
「ふ〜ん ヤキモチ? 黒瀬君の事・・・恋しいかい?」
「・・・・・・っ・・・もう〜〜意地悪ぅ!! そんなんじゃないよぉ! 僕は母親として微妙なの!!」
「はいはい くすっ そういう事にしておくよ」
「あの世とやらに行くんだよね〜♪ どんな所なんだろう 綺麗な所かなぁ♪」
「・・・・・・っ・・・うん・・・それがさ(汗) えっとぉ」
「・・・・・・」
「言い辛いんだけど・・・ねぇ」
「まだ何か、僕に隠してるわけね・・・今度は何?」
「あの・・・さぁ」
「うん」
「俺達 能力者ジャン」
「うん」
「通常の所へは 行けないんだ」
「・・・・・・」
「えっと・・・あはは あー 彩音?」
「で?」
「再生って言葉 知ってる?」
「再生? 生き返るって意味の方?」
「うん。 通常は魂から 記憶などを消去して、魂を成熟させるため、宿命を持って新しい命として生まれ変わり 現世で運命という修行するんだ、それを何度も繰り返して・・・」
「あぁ、それって輪廻転生? の事かな? あれって賛否両論あるけど」
「俺達 能力者の場合は、テストがあるんだ 試練って言うかその・・・」
「・・・・・・」
「それをクリア出来れば、俺達は この魂のまま、体を手に入れる事が出来るんだ。 もちろん赤ん坊の体から 始めるんだけどさ」
「・・・それって何か、メリットあるの?」
「・・・えっと(汗) 何ていうか、それクリアできないと、生まれる事が出来なくて・・・これから行く世界に閉じ込められたまま 永遠って事に、なるんだけど。」
「それって・・・通常の人より すご〜〜〜く 大変な事 なんじゃ?」
じとぉ〜〜〜〜と視線を向けた。
「そうとも言うね・・・あは、あははは」
「はぁ・・・もう、城ったら! そうするしかないって言えば?」
「あぁ、うん ごめん彩音」
「いつまでも謝らないで 前向きに行くっきゃないもん」
「うん♪ さすが俺の最愛の妻だ♪」
くすっ。
「で、どんな所なの?」
「うーん・・・・・・・・・さぁ?? 何処に出るか、お楽しみだ・・・毎回違うみたいだし」
「えっ? 毎回違うって・・・」
「俺も、記憶にあるのは2回位だから・・・」
「・・・・・・・・・2回も 記憶があるまま 生まれ変わったってこと!!」
「そろそろ時間だ・・・彩音! 行こう」
「えっ、ちょっと待って、待ってったたら〜〜〜」
城が、ブツブツと何かを 呟き出した☆
青い水晶球が、輝きを増して 眩しい光に何も見えなくなる☆
城が、僕の両手の平を水晶球に押し付ける・・・
「あ、あぁっ・・・いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ぐるぐると回りながら吸い込まれていく・・・気持ち悪い!!
何度経験しても この感覚には 慣れない な・・・
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円を描くように寝そべっていた。大きな青い球水晶を囲んでいる・・・
僕と城は、その上に座り続けて、弘海の様子をずっと見守っていた。
ここへ僕が来てから、3日間というもの・・・ずっと・・・
ようやく、黒瀬が、ヒロちゃんを目覚めさせてくれた。
僕的には・・・やり方が不満なんだけど・・・う〜ん微妙だ。
「そろそろ行こうか 彩音」
「・・・・・・・・・うん・・・そうだね 城」
「くすっ、黒瀬君と弘海のエッチ見ちゃって 随分動揺 してるみたいだね♪」
「えっ・・・そりゃ・・・まぁ・・・あんな激しいの見ちゃうとね・・・微妙だ」
「ふ〜ん ヤキモチ? 黒瀬君の事・・・恋しいかい?」
「・・・・・・っ・・・もう〜〜意地悪ぅ!! そんなんじゃないよぉ! 僕は母親として微妙なの!!」
「はいはい くすっ そういう事にしておくよ」
「あの世とやらに行くんだよね〜♪ どんな所なんだろう 綺麗な所かなぁ♪」
「・・・・・・っ・・・うん・・・それがさ(汗) えっとぉ」
「・・・・・・」
「言い辛いんだけど・・・ねぇ」
「まだ何か、僕に隠してるわけね・・・今度は何?」
「あの・・・さぁ」
「うん」
「俺達 能力者ジャン」
「うん」
「通常の所へは 行けないんだ」
「・・・・・・」
「えっと・・・あはは あー 彩音?」
「で?」
「再生って言葉 知ってる?」
「再生? 生き返るって意味の方?」
「うん。 通常は魂から 記憶などを消去して、魂を成熟させるため、宿命を持って新しい命として生まれ変わり 現世で運命という修行するんだ、それを何度も繰り返して・・・」
「あぁ、それって輪廻転生? の事かな? あれって賛否両論あるけど」
「俺達 能力者の場合は、テストがあるんだ 試練って言うかその・・・」
「・・・・・・」
「それをクリア出来れば、俺達は この魂のまま、体を手に入れる事が出来るんだ。 もちろん赤ん坊の体から 始めるんだけどさ」
「・・・それって何か、メリットあるの?」
「・・・えっと(汗) 何ていうか、それクリアできないと、生まれる事が出来なくて・・・これから行く世界に閉じ込められたまま 永遠って事に、なるんだけど。」
「それって・・・通常の人より すご〜〜〜く 大変な事 なんじゃ?」
じとぉ〜〜〜〜と視線を向けた。
「そうとも言うね・・・あは、あははは」
「はぁ・・・もう、城ったら! そうするしかないって言えば?」
「あぁ、うん ごめん彩音」
「いつまでも謝らないで 前向きに行くっきゃないもん」
「うん♪ さすが俺の最愛の妻だ♪」
くすっ。
「で、どんな所なの?」
「うーん・・・・・・・・・さぁ?? 何処に出るか、お楽しみだ・・・毎回違うみたいだし」
「えっ? 毎回違うって・・・」
「俺も、記憶にあるのは2回位だから・・・」
「・・・・・・・・・2回も 記憶があるまま 生まれ変わったってこと!!」
「そろそろ時間だ・・・彩音! 行こう」
「えっ、ちょっと待って、待ってったたら〜〜〜」
城が、ブツブツと何かを 呟き出した☆
青い水晶球が、輝きを増して 眩しい光に何も見えなくなる☆
城が、僕の両手の平を水晶球に押し付ける・・・
「あ、あぁっ・・・いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ぐるぐると回りながら吸い込まれていく・・・気持ち悪い!!
何度経験しても この感覚には 慣れない な・・・
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2008.02.25
雄天原 第1章 旅立ち 2
いやぁ〜〜〜〜〜〜っ!!
ぐるぐる回りながら・・・水晶球に吸い込まれ・・・
真っ暗な場所を・・・上になり下になり回転しながら・・・
真っ暗な空間を しばらくすぎると、
今度は逆に眩しくて目を開けれない・・・光の中へ出た!
うぅっ! 両手で目をカバーして・・・眩しさに耐える。
その間も、加速して引っ張られている気がする。
魂だけの体は、地面に叩きつけられることなく・・・ふわふわと舞い降りた。
眩しさに目が慣れると 周りの風景が見えた。
色鮮やかな花々が咲いていた・・・きゃぁっ綺麗♪
そこは 見た目には・・・・・・・僕が想像していた通りの死後の世界だった。
美しい花々咲き乱れ・・・蝶たちが舞い・・・泉がわき、虹がかかっている・・・
素敵♪ 手を合わせ しばしシアワセな気分に浸る・・・
色鮮やかな花に 何の気なしに触れた途端!! ズン☆と体に異変が!!!
えっ?? な、何?今の感覚・・・
僕が触れた花がぁっ ズ、ズ、ズ、ズ〜〜〜ンと揺れて大きくなった。
先ほどは屈んで見ていた花が・・・立ち上がった僕の目の前に花がある。
・・・大きな花びらになって・・・茎も葉っぱも・・・
周りをキョロキョロ見ると・・・全部が、デッカク巨大化していた!!!!うっひゃぁっ!!
体に違和感を覚えた・・・今までは 体が軽かったのに・・・
不思議に思って自分の体を見ると・・・
えぇぇえぇぇぇっ〜〜〜〜!!
にょっきっと股間から・・・ こ、これ・・・は・・・!!!
お尻の方からも、にょきっ・・・と・・・フリフリ〜〜〜ガーン!!
僕の手がぁ!! えぇっ足もぉ!!!
背中に冷たい汗が流れた気がした・・・
・・・・・・っ・・・あぁ僕は。
・・・触れてはいけないものに・・・触れてしまったらしい・・・
周りを見渡しても・・・城らしき人影は見当たらない・・・
別のところに落ちちゃったのかな〜〜〜はぁ・・・思い切り脱力。
やっと 城の傍に居られるようになった って思ったのになぁ。
黒瀬は、城に甘えるんだよ って言ってくれたけどさ。
甘えるって感じじゃないんだよね〜〜一緒に居ると・・・はぁ。
僕が、安心して甘えて居られたのは・・・黒瀬の腕の中だけだったな・・・くすっ。
頭を振って、想いを振り落とす・・・
僕は、ヒロちゃんの黒瀬を借りていただけ・・・
黒瀬の愛情は、本来・・・ヒロちゃんに注がれるべき物だったんだから・・・
水晶球を通して、視ただろうに・・・いつまでも未練がましいな・・・僕は。
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ぐるぐる回りながら・・・水晶球に吸い込まれ・・・
真っ暗な場所を・・・上になり下になり回転しながら・・・
真っ暗な空間を しばらくすぎると、
今度は逆に眩しくて目を開けれない・・・光の中へ出た!
うぅっ! 両手で目をカバーして・・・眩しさに耐える。
その間も、加速して引っ張られている気がする。
魂だけの体は、地面に叩きつけられることなく・・・ふわふわと舞い降りた。
眩しさに目が慣れると 周りの風景が見えた。
色鮮やかな花々が咲いていた・・・きゃぁっ綺麗♪
そこは 見た目には・・・・・・・僕が想像していた通りの死後の世界だった。
美しい花々咲き乱れ・・・蝶たちが舞い・・・泉がわき、虹がかかっている・・・
素敵♪ 手を合わせ しばしシアワセな気分に浸る・・・
色鮮やかな花に 何の気なしに触れた途端!! ズン☆と体に異変が!!!
えっ?? な、何?今の感覚・・・
僕が触れた花がぁっ ズ、ズ、ズ、ズ〜〜〜ンと揺れて大きくなった。
先ほどは屈んで見ていた花が・・・立ち上がった僕の目の前に花がある。
・・・大きな花びらになって・・・茎も葉っぱも・・・
周りをキョロキョロ見ると・・・全部が、デッカク巨大化していた!!!!うっひゃぁっ!!
体に違和感を覚えた・・・今までは 体が軽かったのに・・・
不思議に思って自分の体を見ると・・・
えぇぇえぇぇぇっ〜〜〜〜!!
にょっきっと股間から・・・ こ、これ・・・は・・・!!!
お尻の方からも、にょきっ・・・と・・・フリフリ〜〜〜ガーン!!
僕の手がぁ!! えぇっ足もぉ!!!
背中に冷たい汗が流れた気がした・・・
・・・・・・っ・・・あぁ僕は。
・・・触れてはいけないものに・・・触れてしまったらしい・・・
周りを見渡しても・・・城らしき人影は見当たらない・・・
別のところに落ちちゃったのかな〜〜〜はぁ・・・思い切り脱力。
やっと 城の傍に居られるようになった って思ったのになぁ。
黒瀬は、城に甘えるんだよ って言ってくれたけどさ。
甘えるって感じじゃないんだよね〜〜一緒に居ると・・・はぁ。
僕が、安心して甘えて居られたのは・・・黒瀬の腕の中だけだったな・・・くすっ。
頭を振って、想いを振り落とす・・・
僕は、ヒロちゃんの黒瀬を借りていただけ・・・
黒瀬の愛情は、本来・・・ヒロちゃんに注がれるべき物だったんだから・・・
水晶球を通して、視ただろうに・・・いつまでも未練がましいな・・・僕は。
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2008.02.26
雄天原 第1章 旅立ち 3
と、とにかく・・・自分の姿を見なきゃ・・・なんか怖い・・・
変なのに なってる気がする・・・思いっきり 獣人ぽいんだモン(汗)
走ろうとして・・・つまずく・・・四つん這いになった・・・ん? この方が、早いみたい。
走りやすい・・・何で?? あれれっ・・・スピードが・・・あ・・・何これ♪
しばらくいくと 川辺に着いた。 恐る恐る・・・覗き込むと・・・ガ〜〜〜〜ン!
耳! 大きな耳・・・細くすらっとした尻尾・・・
猫、ネコだ〜〜それも子猫♪ しかも♂
尻尾をフリフリしてみた・・・思い通りに振れるぅ!
あ〜〜〜ショック!
しょっぱなから・・・変な事に・・・僕。
体が・・・実体化してる・・・しかも獣人っぽい・・・全裸だし・・・ガックシ。
猫耳らしきものが、頭の上に・・・人の耳は、綺麗に消えてるし。
目は わりと濃い緑色か・・・
アメリカンショートヘアみたいな柄だなぁ・・・
ネコ化しているのは・・・耳と顔と尻尾と手足の先だけかなぁ?
後ろは見えないけど、どうなんだろう・・・
川に映さずに自分の体を見下ろすと・・・
他の部分は、ヒロちゃんの体と ほぼ同じ・・・股間のモノまでソックリ・・・って微妙・・・
淡いピンク色している胸の粒も・・・位置も形も・・・
しかし・・・この格好は・・・恥ずかしすぎる。
股間丸見えだし・・・えっとぉ・・・なにか隠せるものはぁ・・・
キョロキョロと辺りを見渡すが・・・使えそうなものはない・・・はぁ・・・どうしよう。
そこで、気付く・・・アレレ??
もう一度、川を覗き込む・・・
猫だ・・・何処からどう見ても・・・子猫・・・
川から自分の体に 視線を落とす・・・猫というより獣人
そう、違いがあった!!
自分の目で見る体は 人間と猫の混じった体。
ねぇ・・・顔は?? 急いで両手で顔に触れてみる・・・・・・・・・うっ、この手で?
仕方なく・・・肉球で触れてみた・・・輪郭・・・うーん・・・わかんない(泣)
でも・・・大きさや形は、猫の顔みたい。
肉球って・・・人の指先と、随分感じ方が違うんだなぁ・・・などと、ほざきつつ。
試しに、人の体に見える体も 肉球で触れてみた・・・・・っ・・・???
えぇぇっ! 毛の感触?? 何? なんで??
毛の生えてない つるっとした白い肌に見える部分に触れても、毛皮の感触・・・
でも・・・自分に触れている様に感じる・・・
触れている部分から、触られている感触が伝わってくる・・・・・・・・・・これって・・・
自分の目で見えている物と 実際の物体とは違うって事?
もしかして・・・映さずに直接見ると、本質が見えるのかも。
いや、本質じゃないか・・・それだと僕の本質が、獣人になってしまう(汗)
って事は・・・川に映る風景を 見てみた・・・
草は同じように映ってるけど・・・はぁ。 これじゃ、わかんないや。
・・・あと、映ってるのって・・・・・・空だけジャン。
・・・・・・他の人から見たら どっちで見えるんだろう・・・
獣人か猫か・・・どっち??
川の中に移った自分の姿は、子猫そのもの なんだもん。
不安がよぎる・・・
城は、この世界で何かをクリアしないと・・・生まれ変われないって・・・
失敗すると 永遠にこの世界に閉じ込められる って言ってた。
・・・・・・・・・でも、何をしたらクリアできるんだろう・・・
まいったなぁ・・・
ムズムズっとして、シャカシャカと顎をかいた・・・無意識に後足で(汗)
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変なのに なってる気がする・・・思いっきり 獣人ぽいんだモン(汗)
走ろうとして・・・つまずく・・・四つん這いになった・・・ん? この方が、早いみたい。
走りやすい・・・何で?? あれれっ・・・スピードが・・・あ・・・何これ♪
しばらくいくと 川辺に着いた。 恐る恐る・・・覗き込むと・・・ガ〜〜〜〜ン!
耳! 大きな耳・・・細くすらっとした尻尾・・・
猫、ネコだ〜〜それも子猫♪ しかも♂
尻尾をフリフリしてみた・・・思い通りに振れるぅ!
あ〜〜〜ショック!
しょっぱなから・・・変な事に・・・僕。
体が・・・実体化してる・・・しかも獣人っぽい・・・全裸だし・・・ガックシ。
猫耳らしきものが、頭の上に・・・人の耳は、綺麗に消えてるし。
目は わりと濃い緑色か・・・
アメリカンショートヘアみたいな柄だなぁ・・・
ネコ化しているのは・・・耳と顔と尻尾と手足の先だけかなぁ?
後ろは見えないけど、どうなんだろう・・・
川に映さずに自分の体を見下ろすと・・・
他の部分は、ヒロちゃんの体と ほぼ同じ・・・股間のモノまでソックリ・・・って微妙・・・
淡いピンク色している胸の粒も・・・位置も形も・・・
しかし・・・この格好は・・・恥ずかしすぎる。
股間丸見えだし・・・えっとぉ・・・なにか隠せるものはぁ・・・
キョロキョロと辺りを見渡すが・・・使えそうなものはない・・・はぁ・・・どうしよう。
そこで、気付く・・・アレレ??
もう一度、川を覗き込む・・・
猫だ・・・何処からどう見ても・・・子猫・・・
川から自分の体に 視線を落とす・・・猫というより獣人
そう、違いがあった!!
自分の目で見る体は 人間と猫の混じった体。
ねぇ・・・顔は?? 急いで両手で顔に触れてみる・・・・・・・・・うっ、この手で?
仕方なく・・・肉球で触れてみた・・・輪郭・・・うーん・・・わかんない(泣)
でも・・・大きさや形は、猫の顔みたい。
肉球って・・・人の指先と、随分感じ方が違うんだなぁ・・・などと、ほざきつつ。
試しに、人の体に見える体も 肉球で触れてみた・・・・・っ・・・???
えぇぇっ! 毛の感触?? 何? なんで??
毛の生えてない つるっとした白い肌に見える部分に触れても、毛皮の感触・・・
でも・・・自分に触れている様に感じる・・・
触れている部分から、触られている感触が伝わってくる・・・・・・・・・・これって・・・
自分の目で見えている物と 実際の物体とは違うって事?
もしかして・・・映さずに直接見ると、本質が見えるのかも。
いや、本質じゃないか・・・それだと僕の本質が、獣人になってしまう(汗)
って事は・・・川に映る風景を 見てみた・・・
草は同じように映ってるけど・・・はぁ。 これじゃ、わかんないや。
・・・あと、映ってるのって・・・・・・空だけジャン。
・・・・・・他の人から見たら どっちで見えるんだろう・・・
獣人か猫か・・・どっち??
川の中に移った自分の姿は、子猫そのもの なんだもん。
不安がよぎる・・・
城は、この世界で何かをクリアしないと・・・生まれ変われないって・・・
失敗すると 永遠にこの世界に閉じ込められる って言ってた。
・・・・・・・・・でも、何をしたらクリアできるんだろう・・・
まいったなぁ・・・
ムズムズっとして、シャカシャカと顎をかいた・・・無意識に後足で(汗)
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2008.02.27
雄天原 第1章 旅立ち 4
空を見上げると、淡い紫色だった・・・む、紫って・・・
水色の雲らしき物が、ポッカリと浮かんでいた・・・多分雲だろう・・・ねぇ・・・
川の水の色は無色透明で、キラキラと光に反射している。
前足をチョンと川の水につけてみた・・・冷たい☆
人間界のと 同じ水なんだろうか・・・
そういえば、僕のどが渇いてる・・・飲みたい・・・飲めるのかな この水って・・・
舐めてみる事にした。
頭を前のめりに川に徐々に傾ける・・・
「あぶない!!」
いきなり、首根っこを掴まれて、体を持ち上げられた・・・ふみゃっ☆
川岸に僕の体を下ろされて、目に映ったのは、大きな黒豹!! びくっ☆
・・・あっ違うか・・・耳大きいし・・・猫さん?
金色の首輪を付けた、濃い緑の目をした大きな黒猫さん☆
首輪に丸い穴が空いてる・・・10個の内、綺麗な光る石が5つ はまっていた。
「チビスケ危ないよ、ここの水はダメ・・・って・・・お前まだ幼猫だな。 ・・・リボンもつけてないし・・・・・・みんなの所に、連れて行ってやるから 大人しくしてろ」
「みゃぁっ☆( のど渇いてるのに )」
僕を銜えなおすと、ゆっくりと歩き出した・・・
僕が居た森から 草原に入ると、数匹の大きな猫達を見かけた。
この大きな黒猫さんを見ると皆、襲い掛かってくるんだけど・・・ドキッ☆
僕を銜えてるのを見ると、なぜか・・・皆一様に僕の事、興味深げに見ながら通してくれた。
この草原に居るのは、皆同じ大きさの様だ・・・首輪の色が金色・・・
光る石の数は、少ない猫で3つ・・・多くて5つ・・・
「マオ 新入り? こりゃまた、可愛いのが入って来たな」
「あぁ、ネオスの森の近くで見つけた。 まだ生まれて間もない・・・ユカイ川に落ちそうだった」
集まって来た 大猫さんたちの輪の中に、僕を一旦降ろして、
マオと呼ばれた大黒猫さんが言った。
「そりゃまた・・・チビスケ 命拾いしたな、ユカイ川の水は飲んじゃダメだぞ 水に囚われるからな」
僕の顔をベロンと舐めた。 ふみゃっ☆ 舌がザラザラだ。 でも気持ちいいかも♪
「みゃぅぅっ☆(あの水、飲んだら危ないんだ・・・ありがとう マオ)」
ちらっと僕の方をマオが見た。 ドキッ☆
「俺はチビスケを保猫士のキルの所まで送ってくから」
「ご苦労さん、じゃ、またな」
皆 散らばって戻って行った。
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水色の雲らしき物が、ポッカリと浮かんでいた・・・多分雲だろう・・・ねぇ・・・
川の水の色は無色透明で、キラキラと光に反射している。
前足をチョンと川の水につけてみた・・・冷たい☆
人間界のと 同じ水なんだろうか・・・
そういえば、僕のどが渇いてる・・・飲みたい・・・飲めるのかな この水って・・・
舐めてみる事にした。
頭を前のめりに川に徐々に傾ける・・・
「あぶない!!」
いきなり、首根っこを掴まれて、体を持ち上げられた・・・ふみゃっ☆
川岸に僕の体を下ろされて、目に映ったのは、大きな黒豹!! びくっ☆
・・・あっ違うか・・・耳大きいし・・・猫さん?
金色の首輪を付けた、濃い緑の目をした大きな黒猫さん☆
首輪に丸い穴が空いてる・・・10個の内、綺麗な光る石が5つ はまっていた。
「チビスケ危ないよ、ここの水はダメ・・・って・・・お前まだ幼猫だな。 ・・・リボンもつけてないし・・・・・・みんなの所に、連れて行ってやるから 大人しくしてろ」
「みゃぁっ☆( のど渇いてるのに )」
僕を銜えなおすと、ゆっくりと歩き出した・・・
僕が居た森から 草原に入ると、数匹の大きな猫達を見かけた。
この大きな黒猫さんを見ると皆、襲い掛かってくるんだけど・・・ドキッ☆
僕を銜えてるのを見ると、なぜか・・・皆一様に僕の事、興味深げに見ながら通してくれた。
この草原に居るのは、皆同じ大きさの様だ・・・首輪の色が金色・・・
光る石の数は、少ない猫で3つ・・・多くて5つ・・・
「マオ 新入り? こりゃまた、可愛いのが入って来たな」
「あぁ、ネオスの森の近くで見つけた。 まだ生まれて間もない・・・ユカイ川に落ちそうだった」
集まって来た 大猫さんたちの輪の中に、僕を一旦降ろして、
マオと呼ばれた大黒猫さんが言った。
「そりゃまた・・・チビスケ 命拾いしたな、ユカイ川の水は飲んじゃダメだぞ 水に囚われるからな」
僕の顔をベロンと舐めた。 ふみゃっ☆ 舌がザラザラだ。 でも気持ちいいかも♪
「みゃぅぅっ☆(あの水、飲んだら危ないんだ・・・ありがとう マオ)」
ちらっと僕の方をマオが見た。 ドキッ☆
「俺はチビスケを保猫士のキルの所まで送ってくから」
「ご苦労さん、じゃ、またな」
皆 散らばって戻って行った。
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2008.02.28
雄天原 第1章 旅立ち 5
途中休憩を入れながら ごつごつした赤い岩山に登っていく。 黒くなくて赤色だ・・・
冷や汗・・・た、高い! ここで落ちたら(汗)
ひぃっ! 怖い・・・目をぎゅっとつぶった。
どんどん登っていく・・・うぅっ・・・僕一人では降りられない・・・こんな所からなんて・・・
マオよく登れるなぁ・・・あの草原から来たんだから、
戻る時は、この岩場を降りるんでしょ!! ぞわっ!! ダメだ 僕には無理☆
岩山の中腹に洞穴があった・・・狭い入り口から洞穴の中へ入っていく・・・真っ暗☆
怖いっ☆ ぶつかりそうで怖い!! でも、大丈夫だよね・・・
しかし・・・この真っ暗の中、よく歩けるねぇ。
・・・・・・・・・・っ・・・あっ、そうか猫だもん。
でも僕・・・見えないけど・・・ガックシ。
だいぶ洞穴を進み、明るい場所に出た。
明り取りの丸い穴が、所々に空いている・・・窓かな・・・
もちろんガラスとかは無い・・・穴が空いているだけ。
僕を下に降ろしてくれたので、早速 移動しようとしたら、
前足で押さえつけられた!ふみゃっ☆
「・・・・・・ったく 大人しくしてろ チビスケ」
まだ、動いちゃダメだったのか・・・
「お〜い、キル〜〜〜!! 新入り、連れてきたぜ〜〜」
キルと呼ばれた生き物は・・・・・へ?? 人間?
マオは、僕を銜えるなり、キルに向かって ホッポリ投げた!!
「ふみゃぅぅぅ〜〜〜っ☆(ひょぇぇぇぇっ!!!)」
空中で一回転して、僕はキルの腕の中にキャッチされた・・・ほっ☆
「ひどい! マオ 何も投げなくても いいじゃない!!」
うん僕も、キルの意見に賛成♪
キャッチしてくれなかったら・・・僕、ちゃんと着地出来たかどうか・・・不安・・・
「キルが 落とさずに、キャッチ出来れば問題なし。 んじゃ任せたぜ」
「わかりました。 マオ ご苦労さま また、よろしくお願いしますね」
いいんかい それで!! 僕は・・・不満だぞ。
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冷や汗・・・た、高い! ここで落ちたら(汗)
ひぃっ! 怖い・・・目をぎゅっとつぶった。
どんどん登っていく・・・うぅっ・・・僕一人では降りられない・・・こんな所からなんて・・・
マオよく登れるなぁ・・・あの草原から来たんだから、
戻る時は、この岩場を降りるんでしょ!! ぞわっ!! ダメだ 僕には無理☆
岩山の中腹に洞穴があった・・・狭い入り口から洞穴の中へ入っていく・・・真っ暗☆
怖いっ☆ ぶつかりそうで怖い!! でも、大丈夫だよね・・・
しかし・・・この真っ暗の中、よく歩けるねぇ。
・・・・・・・・・・っ・・・あっ、そうか猫だもん。
でも僕・・・見えないけど・・・ガックシ。
だいぶ洞穴を進み、明るい場所に出た。
明り取りの丸い穴が、所々に空いている・・・窓かな・・・
もちろんガラスとかは無い・・・穴が空いているだけ。
僕を下に降ろしてくれたので、早速 移動しようとしたら、
前足で押さえつけられた!ふみゃっ☆
「・・・・・・ったく 大人しくしてろ チビスケ」
まだ、動いちゃダメだったのか・・・
「お〜い、キル〜〜〜!! 新入り、連れてきたぜ〜〜」
キルと呼ばれた生き物は・・・・・へ?? 人間?
マオは、僕を銜えるなり、キルに向かって ホッポリ投げた!!
「ふみゃぅぅぅ〜〜〜っ☆(ひょぇぇぇぇっ!!!)」
空中で一回転して、僕はキルの腕の中にキャッチされた・・・ほっ☆
「ひどい! マオ 何も投げなくても いいじゃない!!」
うん僕も、キルの意見に賛成♪
キャッチしてくれなかったら・・・僕、ちゃんと着地出来たかどうか・・・不安・・・
「キルが 落とさずに、キャッチ出来れば問題なし。 んじゃ任せたぜ」
「わかりました。 マオ ご苦労さま また、よろしくお願いしますね」
いいんかい それで!! 僕は・・・不満だぞ。
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